ある先生のところに、相談に来た人のお話です。
あなたなら、どう答えるか、考えてみてください。
その人の奥さんは、とにかくいつも買物に時間をかけるそうです。
「うちの嫁は、100円のものを買うのにだって1時間2時間かけるんだ」
その人は言います。
「もう、我慢がならない。
もう、限界だ」
その人に相談されたら、
あなたはなんと応えますか?
「たった100円でも、1時間2時間楽しんでくれるなんて、いい奥さんだ」
「奥さんがいるだけでもいいじゃないか❢」(笑)
そんな風に、答える人が、ほとんどでしょう。
しかし、その先生は、こんなふうに応えました。
先生
「奥さんは、100円のものを買うのにも、
1~2時間かけるんですね」
相談者
「はい、そうなんですよ、困ってるんです」
先生
・ ・ ・
「たった100円のものを買うのにも、慎重に慎重を重ねて、
1~2時間かけるんですね」
相談者
「はい。。。だから相談に来たんです、もうこまってこまって。。。」
先生
「ところで、
・ ・ ・ ・
その奥さんが、”旦那さん” に選んだのは 誰ですか?」
相談者
「え・・・?」
相談をしに来たその人は、
その先生の一言で、大切なことに気づきました。
そして、奥さんの事をさらに好きになりました。
100円のものを買うのにも、1~2時間かける女性が、
慎重に、慎重を重ねて、いいものだけを選び出そうとする女性が、
”生涯の伴侶” として、自分を選んだ。
その事実、奥さんの愛情の深さに、旦那さんは改めて気付かされました。
そして、その気づきが、
奥さんに対する不平や不満を、そのまま愛情に変えてしまいました。
奥さんが、今まで通り、1~2時間かけて買い物をする姿を見ると、
今度は逆に、奥さんのことを愛おしく思えるようになって来ました。
奥さんは、何も変わっていません。
旦那さんの見方が変わっただけです。
旦那さんは、見方が変わっただけで、
不満の引き金が、幸せの引き金になったのです。
僕達の日常というのも、実は、近いものがあるかもしれません。
ある事実に対して不満を持ってしまい、
「不満は不満なんだ」と、自分自身で決着をつけてしまった。
そして、頭が硬くなってしまい、
その、ほんとうの姿、ほんとうの意味を見失ってしまう。
そんなこと、よくありますよね。
それって、とってももったいないことじゃないでしょうか。
せっかく、幸せがすぐそこにあるのに、それに気づけない。
人間、常々、頭を固くしないように、
物事を、ちゃんといろんな角度から見ることができるように、
心を柔軟にしておけるように心がけておきたいものです。