ぼくはいつも、変わりたい、成長したいと思っていた。
そんな僕に、大好きな友人が教えてくれたお話。
「CHANGE(変化)っていう字はですね、
2つのパーツからできているんですよ。
ひとつは、CHANCE(チャンス)
そして、もうひとつはTです。
このTが後ろのCのところに入った時に、
CHANGEっていう字になるんです。
変化をするためには、もちろん
CHANCE(チャンス)がないといけない。
でも、ですね、チャンスだけだと、なんの変化(CHANGE)も生まれないんですよ。
そこには、Tが必要なんです。
そのTっていうのは、
”TRY”のTです。
チャンスがあって、それに向かってTRY(挑戦)する。
そうすることで、CHANGE(変化)が生まれるんです。」
そんなことを教えてくれた友人がいた。
確かにそうだとぼくは思って。
色んなチャンスを見つけては、それに向かって挑戦してみた。
そう、なにも踏み出さない自分から、確かに変化することはできた。
でも、チャンスに向かって「踏み出す」自分にはなれたが、
ぼくの望む姿になれたわけではなかった。
何かが足りない。
そんなふうに思ったぼくは、
このCHANGEには、
もう一つ大切なTが必要だということを知った。
それは、TRUST(信頼)のTだ。
たくさんのチャンスを見つけて、挑戦をする。
しかし、いろんなものに手を出すが、
心のどこかでそのチャンスに信頼をしていない自分は、
いつも途中で、それを投げ出していた。
ある時、全てを注ぎたいというチャンスを見つけ、
そこにTRUST(信頼)を置いた。
その結果、今までとは違う、変化が起こってきた。
そうか、僕に足りなかったのは、TRUST(信頼)だったのだ。
と感じた瞬間だった。