こんにちは。 雨の日は事務作業が進みます。@ねこぬしです。
先日、僕の大好きなとあるサイトから、こんな記事を見つけましたので、
衝撃とともに、今日はこのお話をお伝えしたいと思います。
冒頭、そのサイトの文言をそのまま拝借いたします。
”『日経ヴェリタス』4月29日号の特集「静かなる投信革命」のなかに、「毎月分配型からマネー流出」(山下茂行、松本裕子記者)というインパクトのある記事が掲載されている。とりわけ衝撃的なのは、毎月分配型投信の元本払い戻し度合いを一覧にした表だ。”
この表が何を意味しているかというと、
「ほとんどの会社が、
1年間の運用率(増えたお金)よりも、
1年間の配当率(お客様に返すお金)のほうがおおい!」ということです。
もちろん、こういった会社がお客様への約束を守るためには、
元本を徐々に取り崩していくしかありません。
元のサイトでは、「タコ足配当」と呼ばれていますが、
これ、お客さんからもらったお金を配当する
いわゆる「ポンジスキーム」ですね。
破滅が約束されている商法のひとつです。
海外では、「ねずみ講」のことを、ポンジスキームと読んだりもします。
(厳密には、ねずみ講はポンジスキームの一種のピラミッドスキームといいます)
私もいろいろなところに出資している立場上、
タコ足配当に関して計算してみたのですが、
たとえば、
純粋に一人のお客様から回収したお金を還元した場合
毎月○%の配当を出すよ。と言って徐々に還元していくと、
当然100/○ヶ月もつわけです。
たとえば毎月5%なら、100/5=20ヶ月はもちます。
では、この寿命を長くするために、毎月毎月新しく新しく会員さんを募って、
新しい会員さんの出資金で配当を埋めていくとしましょう。
その場合、この仕組みは永遠に周り続けるように思います。
だって、配当があるなら、新しく会員を探して繰ればいいのですから。。。
では、実際に計算すると、どうなるでしょう?
私がやってみたのは次の計算でした。計算のサイクルは1月単位で考えます。
毎月、1人ずつ増えていけば、何ヶ月間もつのだろう
毎月、2倍ずつ増えていけば、何ヶ月間もつのだろう。
毎月、フィボナッチ数列的に増えていけば、何ヶ月間もつのだろう。
そうしたところ、面白いことがわかりました。
皆さんは、どれが一番息の長いものになると思いますか?
これ、実は、毎月1人づつ増えていくのが一番長持ちするようです。
それについては、また次回お話していきましょう。